「スクールが詐欺じゃないか不安」「この講座、本当に信頼できるの?」
副業やスキルアップのためのスクール・講座は、ジャンルによって怪しいポイントが異なります。本記事は各ジャンルの概要と注意点を簡潔にまとめ、詳しい解説記事へのリンクを掲載しています。
そしてまだ全ジャンルの詳細記事が揃っていないため、公開次第ここにリンクを追加していきます。いつでも見返せるようにぜひブックマークしておいてくださいね。

ほぼ全てのジャンルを網羅して説明しています!
なお、ジャンルを問わず使える「副業詐欺全体の見分け方チェックリスト」は以下の記事にまとめています。まだ読んでいない方は先にこちらをどうぞ。
スクール・講座全般の危険サインを先に知りたい方は、こちらも参考になります。
すべてのジャンルに共通する3つの判断基準

個別のジャンルに入る前に、どのジャンルのスクール・講座にも使える判断基準を3つだけ挙げておきます。
講師がそのスキルでしっかり収益を得ているか
動画編集を教えているなら、講師が編集した動画が確認できるか。SNS運用を教えているなら、講師が運用しているアカウントの実績が見えるか。
運営体制や第三者基準が確認できるか
給付金や助成金の対象になっている講座は、一つの安心材料になります。ただし、それだけで良し悪しが決まるわけではありません。
カリキュラムの具体性や学習後に自分がどうなれるのか、という出口までを確認することが大事です。
学習後のビジョンが見えるか
検討しているものを学んだ先、収益を獲得するまでの具体的なステップをイメージできるか否かは重要です。
例えば、案件紹介など用意されている場合は安心できます。この3つの基準を軸に、以下のジャンル別ガイドを読んでみてください。
スキル系スクールの見分け方

スキル系スクールは、特定の実務スキルを教えることを目的とした講座です。
プログラミング、動画編集、Webデザイン、SNS運用、AIツールの活用など、学んだスキルを使って仕事を受注できる状態になることがゴールです。
他のジャンルと比べると全体的に品質が高い傾向にありますが、「稼げる金額」を過度にアピールしている講座には注意が必要です。
スキルを身につけることと、そのスキルで高収入を得ることは別の話だからです。
インスタ・SNS運用スクール


注意度:★★★(高い)
2024〜2026年にかけて最も被害相談が増えているジャンルです。
「インスタで月30万円稼ぐ方法を教えます」「AIとSNSを掛け合わせて不労所得」といった甘い言葉で集客し、高額講座に誘導するパターンが主流です。
このジャンルの最大の問題は、講師自身のSNSアカウントが講座の集客にしか使われていないケースが多いこと。
つまり、SNS運用を教えますと言いながら、講師自身がSNS運用で企業から案件を受けた実績がない。
教えられるのは「SNS講座の売り方」だけ、というパターンです。見分けるポイントは、講師が運用代行として実際にクライアントのアカウントを伸ばした実績があるかどうか。
またSNSで収益を獲得すると謳っていても、結局、自分も講座を販売させられるケースが多いため、具体的にどのように収益を獲得するのかを聞くことが大事です。
警察庁の特殊詐欺対策ページも合わせてお読みくださいね。
動画編集・Webデザイン・ライティングスクール


注意度:★★☆(中程度)
実務スキルを教える講座は、稼げる系に比べると全体的に品質が高い傾向にあります。ただし、注意すべきポイントはあります。
「未経験から3ヶ月で月収50万円」のような数字を前面に出している講座は要注意です。
動画編集やWebデザインのスキルを身につけること自体は3ヶ月で可能ですが、未経験から3ヶ月で月収50万円に到達するのは、よほど条件が揃わない限り非現実的です。
見分けるポイントは、カリキュラムに「ポートフォリオ制作」「クライアントワーク実習」が含まれているかどうかと、卒業後の案件紹介やキャリアサポートが用意されているかどうかです。
→ 詳しくは動画編集スクールは詐欺?Webデザイン系講座の落とし穴(現在、潜入調査の結果を執筆中)
プログラミングスクール


注意度:★☆☆(低い)
プログラミングスクールは、上記のジャンルの中では全体的に信頼性が高い傾向にあります。
理由を下記に記載します。
・国の助成金対象スクールが多く存在すること
・スキルの習得度を「動くコードが書けるかどうか」で客観的に測定できること
・就職・転職市場での需要が明確であること
ただし、こちらも同様に「未経験から3ヶ月でフリーランスエンジニアとして月収80万円」のような過度な収入訴求をしているスクールは注意が必要です。
プログラミングスキルの習得と、フリーランスとして高単価案件を獲得できるレベルに到達することは、まったく別の話です。
→ プログラミングスクールは怪しい?(現在、潜入調査の結果を執筆中)
AI・ChatGPTスクール


注意度:★★☆(中程度)
2024年以降に急増しているジャンルです。「AIを使って副業で月50万円」「ChatGPTで自動化して不労所得」といったSNS発信者が多いのが特徴です。
AI系の講座は技術の進化が非常に速いため、講座の内容が半年前の情報で古くなっているケースがあります。
ChatGPTのバージョンアップや新しいAIツールの登場により、講座で教えている手法がすでに使えなくなっていることも珍しくありません。
また、「AIライティングで稼ぐ」「AI画像生成で稼ぐ」といった講座は、参入障壁が低いために市場がすぐに飽和する傾向があります。
そして、こちらも同様にAIで稼ぐと言いつつ、講座販売をさせられるケースが後を絶たないためこちらも注意が必要です。
見分けるポイントは、講師自身がAIを使った実務で継続的に収益を上げているかどうかと、カリキュラムが最新の技術動向に対応しているかどうかです。
→ AI講座は怪しい?(現在、潜入調査の結果を執筆中)
稼げる系スクール・コンサルの見分け方

「この方法を学べばあなたも稼げる」を売り文句にしたスクールやコンサルタントです。
スキル系との違いは、具体的な実務スキルよりも「稼ぎ方」「ビジネスモデル」「マーケティング手法」を教えることを主眼にしている点です。
このカテゴリは全体的に注意度が高いです。講師の収益源がスクール費用そのものであるケースが多く、稼ぎ方を教えるスクールを売るという自己循環構造に陥りやすいジャンルだからです。
物販・せどり・メルカリスクール


注意度:★★★(高い)
Amazonせどり、メルカリ転売、中国輸入などのスクールです。受講料は30〜100万円。
このジャンルで最も気をつけるべきは月商と月利の違いです。
月商100万円と聞くとすごそうに感じますが、物販の利益率は通常10〜20%。月商100万円でも手取りは10〜20万円です。
そして講師の真の収益源がスクール費用そのものであるケースが少なくありません。
さらに、受講生が増えるほど同じ市場で同じ手法を使う人が増えるため、後から参加した人ほど稼ぎにくくなる構造的な問題があります。
→ 物販講座は怪しい?(現在、潜入調査の結果を執筆中)
投資・FXスクール


注意度:★★★(高い)
完全自動で月利10%、AIが勝手に稼ぐFXツールといった投資系スクール・ツール販売です。受講料やツール代は30〜100万円。
このジャンルは被害額が大きくなりやすいのが特徴です。スクール費用に加えて、投資の元本も失うダブルの損失が発生するリスクがあります。
最もシンプルな見分け方は本当に勝てるツールなら、なぜ自分で運用せずに売るのかという問いです。この問いに論理的に答えられない商材は、構造的に矛盾しています。
また、金融商品取引法の登録を受けていない事業者が投資助言を行っている場合は違法です。金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等」のリストで確認できます。
→ 詳しくは投資スクールは詐欺?FX・投資講座の怪しいセミナーを見抜く(近日公開予定)
起業塾・起業コンサルタント


注意度:★★★(高い)
起業して自由に生きよう、3ヶ月で月商100万円の起業家になれると謳う起業塾や起業コンサルタントです。受講料は50〜200万円。
このジャンルの最大の問題は、講師の収益モデルが「起業塾の運営」そのものであるケースが多いこと。
つまり起業の仕方を教えますと言いながら、講師自身が起業塾以外のビジネスで成功した実績がない。
こちらも教えられるのは起業塾の作り方だけ、という構造です。また、講座を買った人が講座を売る側に回るような自己増殖構造を持つ起業塾も存在します。
これはネットワークビジネスと本質的に同じ構造であり、後から参加する人ほど不利になります。
→ 詳しくは起業塾は怪しい?高額な起業スクールに入る前に知るべきこと(近日公開予定)
SNS集客コンサルタント


注意度:★★★(高い)
SNSで集客すれば何でも売れると謳うSNS集客コンサルタントです。コンサル費用は30〜100万円。
このジャンルとインスタスクールの違いは、インスタスクールがSNS運用のスキルを教えると謳うのに対して、SNS集客コンサルは、あなたのビジネスの集客を仕組み化すると謳う点です。
問題は、コンサル内容が下記のような汎用的なマーケティングツールの使い方に終始するケースが多いことです。
・Instagramの投稿テンプレート
・Canvaでの画像作成
・LINEのステップ配信設定
これらは書籍やYouTubeで無料で学べる内容です。
→ 詳しくはSNS集客コンサルは詐欺?怪しいコンサルタントの見分け方(近日公開予定)
高リスク副業の見分け方
ここに分類される副業は、スクールで学ぶという形式を取っていないものが多く、SNSやLINEで直接勧誘されるケースがほとんどです。
TikTok・動画視聴系副業


注意度:★★★★(非常に高い)
動画をスクショするだけで稼げる、いいねするだけで報酬と謳うタイプです。これは他のジャンルとは性質が異なり、ほぼ確実に詐欺です。
手口としては最初に少額の報酬を実際に支払い、専用サイトに誘導します。追加入金をさせたあとは出金できなくなり、最終的に連絡が取れなくなります。
警察庁の統計でも被害件数が急増しているジャンルであり、見分け方というよりも「関わらないこと」が最善の対策です。
→ 詳しくはTikTokショップ副業は詐欺?SNS系副業の怪しい手口(近日公開予定)
コピペ・スマホ副業


注意度:★★★★(非常に高い)
スマホだけで月30万円、コピペするだけで稼げると謳うタイプです。
このジャンルは具体的な労働内容の説明がなく、簡単さだけをアピールしているのが最大の特徴です。
「何を」「誰に」「どうやって」提供して収益を得るのかが一切説明されない副業は、収益構造が存在しない、もしくは講座のアフィリエイトや講座販売者にさせられるケースが存在します。
→ 詳しくはコピペ・スマホ副業は詐欺?簡単に稼げる系の実態(近日公開予定)
その他のジャンル
占い・スピリチュアル講座


注意度:★★★★(非常に高い)
占い師養成講座、スピリチュアルカウンセラー養成講座、ヒーラー養成講座など。受講料は20〜80万円。
このジャンルの難しさは、スキルの品質を客観的に評価しにくいことです。プログラミングなら「動くコードが書けるか」で判定できますが、占いやスピリチュアルのスキルには明確な基準がありません。
また、基本的にこのような講座も最終的には副業、収益にもなると謳っていますが、実際、集客するための広告運用方法などを教えてくれるわけではないところがほとんどです。
なのでもし学んだとしても副業にすることはかなり難しいでしょう。
→ 詳しくは占い・スピリチュアル講座は詐欺?怪しいスクールの見分け方(近日公開予定)
迷ったら信頼性の高い学び先から比較する


遠回りに見えて一番の近道は「需要のあるスキル」を身につけること!
ここまで11ジャンルの特徴と注意点をまとめました。
「結局、どこを選べばいいのかわからない」と感じた方におすすめしたいのは、運営会社が長年教育ビジネスを行なっており、講師の実績が確認できるスクールを検討することです。
副業というジャンル上、簡単さ、手軽さを求める方がほとんどですが、一番遠回りに見えて近道なのは「スキルを身につける」ということ。
需要のあるスキルを信頼のできるスクールでしっかりと学びたい場合はこちらを検討してください。
※助成金・補助金の対象条件、還元額、料金、支援内容はコースや時期によって異なります。詳細は各スクールの公式ページ・無料相談でご確認ください。
正しい場所で学べば堅実に収益を獲得できる
スクールや講座は、正しく選べばスキルアップと収入アップの強力な手段になります。
問題は、ジャンルによって怪しいポイントが異なること、そして外見だけでは良い講座と怪しい講座の区別がつきにくいことです。
この記事をブックマークしておけば、気になるスクールが見つかったときにジャンル別の注意点をすぐに確認できます。
各ジャンルの詳細記事は順次公開していきますので、定期的にチェックしてみてください。
副業詐欺全体の見分け方チェックリストは、以下の記事でまとめています。
講座ビジネスの収益構造や怪しい講座の共通特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。







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